2009年06月26日

多民族国家(たみんぞくこっか)とは

多民族国家(たみんぞくこっか)とは複数の民族から構成される国家のことである。対義語は単一民族国家である。地球規模での交通が発達した現在、国家間の行き来が盛んになった現在、純粋な単一民族国家は存在しえず、あらゆる国家が多民族国家であるということもできる。

多民族国家の代表例としては、世界各地からの移民によって成り立っているアメリカ合衆国やブラジル、アルゼンチン、オーストラリア、カナダ。拡張の過程で少数民族を取り込んだ中華人民共和国、ロシア連邦、インド、イラン、先住民族を征服した後に打ち立てられ、独立後もかつての支配者と併存しているペルー、ボリビア、エクアドル、メキシコ、グアテマラ、ニュージーランドなどが挙げられる。かって存在した国家としては、ハプスブルク家が婚姻外交で獲得した所領に起源を持つオーストリア=ハンガリー帝国、汎スラヴ主義により生み出されたユーゴスラビアなどがある。また、アフリカにはヨーロッパ諸国による植民地時代に地理的または社会的な理由によらずに境界が定められ独立時にもその境界を維持したために、民族集団が国家を横切る形で居住し、結果として多民族国家となっていることが多い。
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多民族国家の抱える大きな問題として、民族紛争がある。民族自決の考えから自分と異なる民族に支配されることを嫌い、独立を目指して政府と対立するということが多い。対策として自治州を設け、自治権を拡大させることもあるが、それでも不十分であることも多く見られる。民族対立は宗教対立と並んで大きな問題となっている。また、言語の違い、文化の無理解、移民の流入、民族や人種間の経済格差や差別から社会的な軋轢が生じ、問題となることもある。

一方、多民族であることを受け入れ、多くの民族、宗教、文化が共存していこうとする考えもある。これが文化多元主義(多文化主義)である。先進国では徐々に取り入れられつつあるが、成功している国があるとは言いがたい。また開発途上国ではいまだ解決のために武力に頼っているということが多い。

2009年06月10日

近世には簡易な装飾として普及していた

近世には簡易な装飾として普及していた。江戸時代の絵巻物などにはしばしば白地に赤丸の扇が見られるようになっており、特に狩野派なども赤い旭日の表現を多用するようになり、江戸時代の後半には縁起物の定番として認識されるに到っていた。
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一方、船印としては、薩摩藩に服属していた琉球王国が中国への進貢船に日章旗を用いており、これは当時の絵図からも確認することができる[5]。進貢船の派遣自体は14世紀まで遡るが、日の丸を掲げるようになったのがいつからかは定かではない。しかし19世紀初頭の屏風絵[5]にははっきりと描かれている。他にもハーリーで用いられる爬竜船の船尾部にも日の丸の幟が掲げられていた[5]。

ちなみに日の丸(日輪)は、琉球でも太陽神(テダガミ)の象徴として、船印だけでなく首里王府が建てる石碑(玉陵の碑文など)にも刻まれていた。琉球では、古くから太陽神が信仰されており、進貢船の日の丸も航海の無事を太陽神に祈る意味で使用されたものである[6]。

近世における船旗関連の資料としては、1635年(寛永12年)に江戸幕府が建造した史上最大の安宅船「天下丸」(通称「安宅丸」)で「日の丸」の幟が使用されているのが知られている[7]。東京国立博物館が所蔵する『御船図』(江戸時代・19世紀作)にも安宅丸が描かれており、船尾に複数の日の丸の幟が描かれている。江戸幕府の所持船の船印として、一般には徳川氏の家紋「丸に三つ葉葵」を用いたが、将軍家の所持船には日の丸を用いることもあった。

2009年06月06日

水軍(すいぐん)は、東アジアの漢字文化圏

水軍(すいぐん)は、東アジアの漢字文化圏における伝統的な水上兵力の称である。西洋・近代の軍事における海軍に相当するが、東洋の水軍においては河川や湖沼における水上兵力の比重も大きい。水師、船師、舟師ともいう。集団化・組織化すると、船党、警固衆(けごしゅう)、海賊衆などの呼称もある。

島国日本では隣国の朝鮮と同様に、古代から沿海部に居住する海民が水上兵力として活躍した。古代ヤマト政権の時代には、日本の水軍を支えたのは安曇部(あずみべ)や海人部(あまべ)、津守氏といった海の氏族たちであった。古代の日本においては国家の背骨は大阪湾、瀬戸内海にあり、紀ノ川流域の紀氏のように瀬戸内海に対する天然の良港を持ち、後背に木材産地を確保した大豪族も独自の水軍をもって活躍した。

平安時代に入ると、水上輸送する官物を強奪する「海賊」の存在が歴史に現れる。貞観年間には瀬戸内海の海賊鎮圧の命令が出されている。彼らは当初は海賊行為を主体とした小規模な集団に過ぎなかったが、平安後期に入ると、各地で在地の有力者が力を持ち、陸上の荘園では開発領主が武芸をもって世業とするようになり、武士階層の成立が進んでいくが、海上でも同じように海上の武力をもって世業とする海の武士たちが登場するようになった。

瀬戸内方面に於いては、摂津国渡辺津(現・大阪市中央区)を本拠地とし、瀬戸内海の水軍系氏族の棟梁だった渡辺党、その一族で13世紀の元寇に奮戦したことで知られる九州の松浦党、10世紀の藤原純友追討に伊予の水軍を率いて活躍した橘遠保や、保元の乱後から戦国時代まで東は塩飽諸島から西は防州上関まで瀬戸内を勢力圏とした村上氏(村上水軍)はその代表的なものであった。

紀州方面に於いては別当氏に代表される熊野水軍が代表格であり、治承・寿永の乱に於いては湛増などが壇ノ浦などで活躍している。これらは後に、九鬼水軍へと引き継がれていく。
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また、安芸の小早川氏、伊予の越智氏や河野氏、三浦半島の三浦氏、津軽の安東氏などは、陸の武士であると同時に支配下の沿海土豪からなる水軍を擁した海賊衆でもあった。

中世の海辺の小土豪が結合して軍事力をもつようになった海上勢力を海賊衆といい、九州や瀬戸内海、紀伊半島、伊勢湾、東京湾など日本各地で見られた。海賊衆は陸の悪党と同様に徒党を組んでの略奪行為や金銭を代償に取った船舶航行の警護を行い、幕府などの公権力の統制を無視して海上で独立した軍事力と権力をふるった。
彼ら海賊衆は14世紀には活動を活発化させ、南北朝の動乱には南北それぞれの側に分かれて戦った。その後、室町時代になると陸の権力が海にも次第に及ぶようになり、守護大名は周辺の海賊衆を、領内の田畑を警固料の名目で所領として給する代償に警固衆に編成、海上軍事力に利用した。続く戦国時代においては、軍事力・兵站輸送力の観点より戦国大名の側から積極的に水軍の編成に対する働きかけを行い、警固衆を陸上の土豪や国人と同じように家臣団に組み入れていった。このようにして、中世末期から近世の初頭にかけて日本の海上勢力は自立した海賊衆から大名の統制に服して公権力の海上における軍事力である水軍に転化させられてゆく。

2009年04月23日

カール3世 (フランク王)

カール3世(ドイツ語:Karl III der Dicke, フランス語ではシャルル3世 (Charles III le Gros) , 839年頃 - 888年1月13日)は、東フランク王国の国王(在位:882年 - 887年)および「西ローマ帝国皇帝」(在位:881年 - 887年)、後に兼西フランク王(西フランク王としてはシャルル2世、在位:884年 - 887年)。「肥満王」と呼ばれる。東フランク王ルートヴィヒ2世(ドイツ人王)とその王后でシュッセンガウ伯ヴェルフの娘エンマの息子。

分裂していたフランク王国を一時的に統一したが、統合を維持することはできなかった。

876年、ルートヴィヒ2世の死去を受け、カール3世は兄のカールマン・ルートヴィヒ3世とともに父の遺領を分割し、アレマニアを継承した。879年にカールマンからイタリア王位の譲位を受け、880年にはリブモン条約によってロタリンギア北東部を領有し、881年には皇帝カール2世(西フランク王シャルル1世)の後を嗣いで西ローマ皇帝に戴冠し、882年には死去したルートヴィヒ3世の遺領を相続し、東フランク全土を手中に収めた。さらに884年、西フランク王カルロマンの死去を受けて西フランク王にも即位した。これにより、カール3世はフランク王国の統一を達成した。

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カール3世の権威の上昇には、西ヨーロッパ全体の復興の可能性があった。しかし彼にはその才能も熱心さもなく、病(おそらく癲癇と考えられている)を患っていた。サラセン人の侵入に対してイタリア遠征を繰り返したものの失敗に終わり、886年にはパリでヴァイキングに対して金銭を支払って講和を結んだ。

これによって、カール3世はますます弱腰で無能であるとみなされるようになり、887年11月には甥のアルヌルフがドイツを拠点に反乱を起こすに至った。しかしカール3世はナイディンゲンに逃れただけで何の策もうたず、2ヵ月後の888年1月13日に死去した。

彼の歿後、アルヌルフが東フランクとロタリンギアを、ヴァイキングとの戦いに功があったパリ伯ウードが西フランクを、ルートヴィヒ1世の孫のフリウリ公ベレンガリオ1世がイタリアを、ルドルフ1世が上ブルグントを、ルイ3世(盲目王)がプロヴァンスをそれぞれ継承した。そしてこれより後、フランク王国がみたび統一されることはなかった。

2009年04月22日

キリスト教と無神論

原義から、原始キリスト教徒は、「ギリシアの神・ローマの神を信じない者」という意味で無神論者とされた時期があるが、中世や近代では、キリスト教の宗教観に反対する立場をとるものが、無神論者を名乗ることが多い。反キリスト教的な無神論者の中にはマルクスやニーチェのようにむしろ古代ギリシャに傾倒した人物が少なからずいる。

特にこの種の傾向が強まったのは19世紀後半のドイツである。この時代のドイツは合理主義及び自由思想の影響を受けて無神論の卓越性が増し、フォイエルバッハやアルトゥル・ショーペンハウアー、マルクス、ニーチェなど多くの顕著な哲学者は神の存在を否定した[1]。特にフォイエルバッハの『キリスト教の本質』(1841年)はマルクス、シュトラウス、ニーチェら若い哲学者に熱烈に歓迎され、キリスト教は前代未聞の激しい攻撃に晒された。

キリスト教の教義では、神は、人間の「生前の行動が、最後の審判(死後の裁き)での判断基準となる」としている(解釈されている)が、全知全能たる神が、どの人間が正しい行動をとり、どの人間が正しくない行動をとるかを、前もってわからないわけが無いはずであり、この「全知全能たる神」の存在に関しての解釈(または説、説明)は、矛盾する点が指摘されている。予定説参照。

現代では憲法によって信仰の自由が保障されているが、宗教的に保守的な国や地域(アメリカ合衆国やヨーロッパ諸国等の一部地域)では、無神論であることを口にすることがタブーとされることが多い。神を信じず、信仰の対象を持たない人間は、気違い、悪魔を信仰する者(サタン)、道徳の無い者、無教養扱いにされることがあり、これら有象無象の誤解や不利益を回避するための方便として、神や霊魂の存在を必ずしも肯定しない思想を持つと主張する場合もある。もっとも近年では、無神論を口にすることへのタブー意識は低くなってきている。

社会主義国では、キリスト教徒やイスラム教徒を初めとする宗教の信者は過酷な迫害に苦しんだ。共産主義国家、マルクス・レーニン主義政権国家の多くは、虐殺を含む手段で宗教を弾圧した。しかし、共産主義者が無神論の立場をとっていたとしても、社会主義国が無神論の立場をとったために残虐であった、ということを意味しない。これを混同した無神論に対する反論も多い。

他宗教と無神論
一般的に、仏教は宗教学の類型で無神的宗教と呼ばれるように無神論とされることが多い[2]。フォイエルバッハやジークムント・フロイトのように神を人間の発明とする考え方は仏教に通じるとされる(Walpola RahulaのWhat the Buddha Taught 1974 51?52頁)。ショーペンハウアーに至っては仏教を「完璧」と言ったことがあり、エンゲルスも部分的ではあるが仏教の空を著書「自然の弁証法」で高く評価した。しかし、仏教においてはキリスト教的な意味における「全知全能たる神」の存在を「考えていない」だけに過ぎないとする見方がある。仏教では、その様な問題を無意味な議論として忌む傾向が強い。このような考え方はむしろ不可知論に近いとされるが、不可知論は「存在の可能性」を想定した上で、その「不可知」を論じている点など、根本的な違いがある(詳しくは、諸法無我、神#ブッダ(仏)と神等を参照)。また、仏教自体が宗教ではなく、衛生学であると(好意的に)解釈したニーチェのように仏教を宗教とは見做さない人物もいる。

また、神について「敬して遠ざける」としている儒教についても、無神論とみなされる場合が多い。事実儒学者の中には無神論を積極的に唱える者も存在した。

日本の神道についても、これを汎神論の一種と見なす考えも存在する(少なくとも似たものであるのは事実である)。そして、「汎神論」=「無神論」という考えからすれば、神道もまた無神論の一種と言う事になる。

ただ、いわゆるキリスト教以外の宗教における無神論については、キリスト教的な意味での「神」の存在を否定することを無神論とするようなキリスト教中心主義的な定義がいまだ宗教学などでも主流であり、疑問視されている。仏教などを無神論として分類する欧米の学者には、それらの宗教の中で自説にあう側面のみを選択的に取り上げているという批判もある。

より中立的な定義として、神またはその他の名を持つ、人間を超えた超自然的な存在を考えない立場のことを無神論とするという意見もある。この場合、既存の宗教はすべて有神論に分類され、純粋な唯物論や機械論が無神論となる。

人間中心主義
無神論の一形態に人間中心主義(Anthropocentric)がある。人間中心主義は倫理及び価値の源として人間性を支持し、個人が神や宗教に依存しないで道徳的な問題を解決することを主張する。代表的な論者にマルクス、ニーチェ、フロイト、ジャン=ポール・サルトルなどがいる。

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西洋における「無神論者」という表現
欧米の一部の国では税関係の書類などで信仰する宗教を書く「宗教欄」が存在する国もある。

しかしながら欧米の保守的な一部地域では「無神論者」という表現は非常に大胆な表現であり、無慈悲な人物像を連想させてしまうため注意が必要となる。ただし、一般的には無神論は哲学上の立場として広く受け入れられている。

無神論者の指摘・主張には以下のようなものがある。

神の存在や、神が存在することで我々の世界、我々の精神にどのような影響があるのかを、飛躍や矛盾なく論理的に説明することができない。現時点でその存在や影響を証明できない、「神の存在」以外で説明がつくのであれば、存在しないものと考えても差し支えはない。(オッカムの剃刀)
全知全能の神が存在するなら、その神は「全知全能の神が知らない物」(あるいは「全知全能の神が持ち上げられない大きさの岩」)を作れるか。というパラドックスが解決できない以上、全知全能の神は存在しない。(全能の逆説、ただしここでは神=全知全能と定義している。「神」という存在が全知全能であるかという問題があり、このままでは無神論を証明はできない)

2009年04月05日

盤双六の弊害

この盤双六はゲームの進行に際して複雑な思考と同時にさいころの偶然性に頼る要素が大きく、賭博として行われた。『日本書紀』によれば、689年に初めての禁止令が出されており、また平安時代の白河法皇も「雙六の骰子(盤双六のさいころ)」を天下の三不如意のひとつとして挙げたとされている(ただし、これを雙六の禁止令ではなく、法皇自身の雙六の腕とする説もある)。また、鎌倉幕府や江戸幕府の禁令にも度々見られている。

だが、先に紹介された聖武天皇の盤双六の例を初め、平安時代の加賀国の国衙に「雙六別当」と称される部署が存在したと言う記録が残されている。更に鎌倉時代の宮廷の実力者西園寺公衡や室町時代の伏見宮貞成親王、戦国時代の山科言継の日記にも盤双六の記録が残されている。また、出産にまつわる宮中行事として盤双六を行う(単にさいころを振るのみの場合もあった)慣習があった事や、女性のいわゆる「嫁入り道具」の一つとして雙六盤(盤双六を遊ぶ盤)を持たせる慣習のある地域が江戸時代後期頃までは存在していた。

江戸時代以後にはより賭博性の低い将棋や囲碁の台頭によって衰微したと言われ、昭和時代初期にはその痕を絶ったと言われている。戦後、同系統の「バックギャモン」が遊ばれるようになるが、盤双六とバックギャモンの歴史的な連続性は乏しいと考えられている。

絵双六 [編集]
絵双六(えすごろく、双六)というのは、盤双六の影響を受けて発達した遊戯で、紙に絵を描いてさいころを振って絵の上のマスの中にある駒を進めて上がりを目指すものである。ただし、かなり早い段階で(賭博の道具でもあった)盤双六とは別箇の発展を遂げていった。

ただし、最古のものとされる浄土双六には絵の代わりに仏教の用語や教訓が書かれており、室町時代後期(15世紀後半)には浄土双六が遊ばれていたとされる。なお、その名称や内容から元は浄土宗系統の僧侶によって作られたとも言われ、江戸時代の井原西鶴の作品(『好色一代男』などには)浄土双六がしばしば登場し、文政年間の滝沢馬琴の『耽奇漫録』によれば、当時浄土双六には大きく分けて4種類あったとし、ほぼ同時期に書かれた柳亭種彦の『還魂紙料』には元は天台宗で初学の僧侶の学習のために作成された「仏法双六」が原型であったとする説を伝えている。

江戸時代の元禄年間には、道中双六・野郎双六(芝居双六)などが絵入りの双六が遊ばれるようになり、後期になると勧善懲悪や立身出世などのテーマ性を持ったものや浮世絵師による豪華な双六も出現するようになる。その一方で、春画などを用いたり、賭博性を持たせた双六も存在したため、天保の改革などにおいては禁圧の対象となっている。

明治時代以後は文明開化・富国強兵をテーマにしたものも現れ、次第に国民教化の手段として用いられるようになっていった。また、児童雑誌の付録として欠かせないものとなった。

戦後、遊びの多様化や社会の変化から双六は衰退したと言われている。しかし、今日のボードゲームやテレビゲームの中にさいころ(あるいは代用品としてルーレット)を用いてゲームを進行させる作品が多く存在しており、これらを双六の進化・発展した姿であると考える事も出来る。

なお、絵双六そのものは日本独自のものであるが、西洋にもバックギャモンの影響を受けたと見られる、鵞鳥のゲーム(en:Game of the Goose)と呼ばれる双六に近い趣旨のゲームが14世紀頃から行われており、20世紀に入ってこうしたゲームの影響を受けてモノポリーが発明される事となった。

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2009年03月21日

紀勢本線における速達列車の創始は

優等列車 [編集]
紀勢本線における速達列車の創始は、1933年 - 1937年に運転された関西から白浜への温泉観光列車「黒潮号」といえる。
レザー ホオズキ テレサイ スアレ 元亀 スリーブ アンス ファイフ テストパ 宇宙戦艦 ダーク アレン インロ デグー 赤いランプ 索ゴブレット トフル 男泣き ブロー キウイ ナーヤ ヒオウギ りょう カーブ ラワン ステッチ クイン きょっこう ブラッ きくもん まきえ 影の館 シリマリ クアッド 戦国合戦 ジャン サムネ ワーク シャイツ サイバ セルドレ ビュッフ 木漏れ日 シアター タムウ アココ オーニ ケンブ トークシ アネク

1978年10月1日までは、キハ81・82系を使った特急「くろしお」やキハ28・58系を使った急行「紀州」などが名古屋 - 和歌山 - 天王寺間を走破していたが、現在は亀山 - 和歌山市間を通して走る列車はない。なお、1984年2月1日まで東京 - 紀伊勝浦間に亀山駅経由で寝台特急「紀伊」が運行されていた。

名古屋からは伊勢鉄道経由で紀伊勝浦まで特急「(ワイドビュー)南紀」が1日4往復運転されている。多客期には、運転本数が増発される。

京都・新大阪・天王寺からは新宮まで特急「くろしお」・「スーパーくろしお」・「オーシャンアロー」が運転されている。

紀勢本線夜行列車「南紀」・「はやたま」、"太公望列車" [編集]
2000年9月30日まで天王寺駅と新宮駅を結ぶ夜行普通列車が運行されていた。

起源は1959年の紀勢本線の全通により設定された名古屋駅 - 天王寺駅間通しで運行される夜行普通列車であり、1972年までは南海電気鉄道も専用客車サハ4801形客車を保有し、和歌山駅で天王寺駅発着の列車に連結・解放していた。また、1990年から新大阪駅始発となった。

1984年まで寝台車を連結しており、1974年のマルスシステムによる寝台券発売開始に伴い、「南紀」→「はやたま」の列車愛称が与えられたが、寝台車連結を終了後は公式の愛称はなくなった。しかし、この列車は沿線で朝釣りをする人達によく利用されていたことから"太公望列車"とも呼ばれていた。また、この列車の増発として運行された臨時快速列車を設定されていた。これに座席指定席が設定していた兼ね合いで「いそつり」の愛称が与えられていた。

1999年に新大阪駅→紀伊田辺駅間の運転となり、紀伊田辺駅以東は臨時列車として延長運転する形となったが、2000年以降は同駅以東への延長運転はされていない。

年譜 [編集]
1959年 紀勢本線の全通により、名古屋駅 - 天王寺駅間通しで運行される夜行普通列車が設定される。
1972年3月15日 このときのダイヤ改正により、南海電気鉄道南海本線直通難波駅発着の客車が廃止される。
1974年、マルスシステムによる寝台券発売開始に伴い、寝台車を連結した夜行普通列車に「南紀」の愛称が与えられる。
1978年10月2日 「南紀」の愛称を名古屋駅 - 紀伊勝浦駅間の特急列車に使用するため、夜行普通列車の名称を「はやたま」に変更。
1982年5月17日 「はやたま」名古屋駅発着から亀山駅までに運転区間を短縮。
1984年1月31日 寝台車の連結終了。これに伴い、「はやたま」の名称使用も終了する。また、運行区間も天王寺駅 - 新宮駅間の運行となる。座席車は旧型客車から12系客車に変更。
1986年11月1日 夜行列車の新宮駅発列車の運行を終了し天王寺駅発の片道列車となる。またこの時点で客車による運行から急行形電車165系電車による運行となる。
1990年3月10日 夜行列車の始発駅を新大阪駅に延長。同時にそれまでは和歌山駅まで無停車運行であったものを阪和線内で快速停車駅に停車することとなり、ホーム上での案内も普通列車ではなく「快速・新宮行き」として案内されるようになった。
1999年10月2日 定期列車としての新大阪駅→新宮駅間普通夜行列車の運行終了。
列車自体はすでに紀伊田辺駅までの終列車として扱われていたため、新大阪駅→紀伊田辺駅間については存続。臨時列車として紀伊田辺駅→新宮駅間延長運転される。
2000年9月30日 紀伊田辺駅→新宮駅間の臨時延長運転終了。臨時列車としての"太公望列車"も廃止。

貨物列車 [編集]
貨物列車は、津 - 鵜殿間で運行されている。種別は高速貨物列車で、稲沢 - 四日市 - 鵜殿間で1日1往復運転されている。牽引機はDD51形ディーゼル機関車、牽引される貨車はコキ100系コンテナ車である。コンテナ車は7両編成で運行され、鵜殿駅にコンテナ積降設備がないため基本的にコンテナを5個すべて積載している。コンテナの荷主は、鵜殿駅に専用線が接続する紀州製紙である。伊勢鉄道伊勢線経由は2008年(平成20年)3月15日のダイヤ改正から開始されたが、それより前は稲沢 - 四日市 - 亀山 - 新宮 - 鵜殿という経路で運行されていた。

1987年(昭和62年)のJR貨物発足時点では、貨物列車は稲沢 - 亀山 - 紀伊佐野間で運行されていた。列車の編成は、DD51形ディーゼル機関車2両(重連運転)とワム80000形有蓋車20両前後(6両は紀伊佐野行き、残りは鵜殿行き)、タキ5450形タンク車数両で、最後尾にはヨ8000形車掌車が1両連結されていた[3]。

1994年(平成6年)9月にワム80000形による輸送が廃止され、コンテナ車による輸送が開始された[3]。コンテナ車は鵜殿行き7両、紀伊佐野行き2両が連結されたが、1995年(平成7年)に荷主である巴川製紙所の工場閉鎖に伴い紀伊佐野行きの連結は廃止された[3]。2000年(平成12年)8月には車掌車の連結、2002年(平成14年)3月のダイヤ改正ではタンク車の連結が廃止され[3]、列車の編成はDD51形2両とコンテナ車7両となった。

2008年4月1日からDD51形の重連運転は廃止され、単機により牽引に代わった[3]。なお、ダイヤ改正日の3月15日から完全に重連運転に切り替わるまでの間は、コンテナ車6両とDD51形2両の重連で運転されていた

2009年03月06日

好戦的な奴隷制防衛論

カンザスの展開に関する抗議の声が北部で強くなるに連れて、奴隷制を守る側は奴隷制度廃止運動家やその同調者が時代遅れで不道徳と考えるような生き方をするようになり、エイブラハム・リンカーンの登場と共に脱退への基礎固めとなるような好戦的奴隷制擁護理論に移っていった。

南部の者達は北部の政治的変化に辛辣な反応をした。奴隷所有者の興味はその領土で憲法に保障される権利を守ることと、「敵対的」で「破壊的」な法制に反撃するだけの十分な政治力を維持することに向けられた。この変化の背景には綿産業の成長があり、南部の経済にとって奴隷制がそれまでにないくらい重要なものになっていったことがあった。

文学
ハリエット・ビーチャー・ストウの「アンクル・トムの小屋」(1852年)が人気を呼び、奴隷制度廃止運動(1831年、ウィリアム・ロイド・ガリソンによる「ザ・リベレーター」紙の創刊後に宣言された)の成長に対する反応は、奴隷制の周到な知的防衛であった。言論による(時には暴力による)奴隷制度廃止運動は1859年のジョン・ブラウンによるハーパーズ・フェリー襲撃で頂点に達し、南部の者達の目には重大な脅威と映り、奴隷制度廃止運動家は1790年代のハイチ革命や30年ばかり前のナット・ターナーの試みのような激しい奴隷反乱を扇動しているように思われた。

1846年にJ・D・B・デボウが発行した「デボウズ・レビュー」は、北部に経済的に依存していることについて農園主階層に警告を発し、南部の指導的雑誌に成長した。「デボウズ・レビュー」は脱退に向かう世論を導くものとしても注目を浴びた。この雑誌は北部に製造業、造船業、銀行および国際貿易が集中している事に関連して南部経済の不平等を強調した。奴隷制を裏付けする聖書の言葉を探し、経済的、社会学的、歴史的および科学的な議論を起こすことで、奴隷制を「必要悪」から「積極的善」に変えた。現在の全体主義者の考え、特にナチズムのものを予知させるJ・H・ヴァンエヴリーの著書「黒人と黒人奴隷:劣等人種の黒人:通常状態としての奴隷」は、題名からして物議を醸すものだが、人種差別に疑似科学的な分析と理論付けを適用しようとしたものであった。
チング ハムナ タッセル オセア おおやまと クーポ シカゴ バリケード フィロ スプリン スモーカー プロバ サーチドア シュメール スティバル あっぱれ シャコ マリッジ 回転計 モノレール トップア ラテン ブレキ ティブ ピナフ システ そうよう モビール ラテアー チャレン センター フライド ビアフラ フットウ ガニメデ ブルー 大根ダイ トフロント びえい ネック ひみつの扉 ジーパン ジェリ ゼソウ コスモス しだれ梅 ひのみ レッジ スリラ トラウ

潜在的な党派が党派理論に現れた軽蔑的な党派のイメージを突然活性化させた。産業資本主義が北部で勢いを増すに連れて、南部の著作家は自分達の社会で価値を見出す(実行されないものもあったが)貴族的な特質のものなら何でも、すなわち礼儀正しさ、優雅さ、騎士道精神、生活のゆっくりとしたペース、秩序ある暮らしおよび余暇を強調した。これは奴隷制が工場労働よりも人間的な社会を提供するという議論も支持した。ジョージ・フィッツヒューの著書「カニバルズ・オール!」(全ての人を食え)は、自由社会の労働者と資本家の間の対立が「泥棒貴族」と「貧困の奴隷」を生み、奴隷社会ではこのような対立が避けられるとしていた。その上で北部の工場労働者の利益のためにも労働者を奴隷化した方が良いと提唱した。一方、エイブラハム・リンカーンは、南部の言う「北部の賃金労働者は運命的にその生活条件に固定されている」という当て擦りに対して非難していた。自由土地の者達にとって、南部の固定観念は全くの対極にあるもの、すなわち奴隷制が揺るぎない反民主主義的貴族政治を維持している動きのない社会のものであった。

2009年02月14日

ドラゴンナイト4

魔界の王ディードを倒し世界に平和を取り戻したヤマト・タケルは、更なる旅を経て夫婦となったルナとの間に、一人息子カケルをもうけた。父の血を濃く受け継いだカケルは、15歳になったある日、父に推される形で冒険の旅へと出発、それと時を同じくして魔族が人間界に侵攻を開始、全てを石化してしまう呪いを込められた黒い霧が、西から少しずつ世界を覆い始めた。カケルは戦いの中で得た仲間達と共に、侵攻軍の首領ルシフォンが居るライムリン王国を目指す。
ナイフ ダイア レフト レター ブライ マル ドポト フットランプ テグス パーツ なんがい トーム かにた ナツメ スモン ピンクソーダ シソーラス ジッポ リキュール ジープニー インター レコー ブート スパン コマツナギ トップバ ジーンチ 炎神 オピエー かさだか うばゆり キャンセル モスキ メトロ フォーゼ クラウト キール ばんかん アンダ シンパ せいこ 鶏頭人気 スコッ パレード オーメン トイ人 テゴル ティコア コムタン ヤハウェ

カケル
声 - 緒方恵美
主人公。神の血を引く少年。前作までの主人公ヤマト・タケルと、メインヒロインだったルナとの間に生まれた一人息子。容姿も性格も父親似で、好奇心が強く能天気かつスケベ。父のように強い剣士になりたいと思っている。男女問わず「何となく傍に居たくなる」と言わせる、一風変わった魅力がある。疲れない体質で、戦闘後も休息せずに歩き回る。剣士隊。
エト
声 - 置鮎龍太郎
レイモンド王国でカケルとセイルの危機に駆け付けた謎の剣士。カケルに名を訊かれた際「えーと」と口篭ったことから『エト』と名乗り始めた。その実力は飛びぬけて高い。鎧とマントを纏った黒ずくめの格好をしており、いかなる時でも兜を脱がない。女性からの人気が高く、カケルとセイルに「世界一のスケベ」と評されるほどの精力の持ち主(PC版)。カケルと同じく疲れない体質。その正体は、ゲームが2周目に入る時に明らかになる。剣士隊。
ナターシャ
声 - 鈴木砂織(杉本沙織])
カケルの幼馴染で、同い年の美少女。小さい頃からカケルの悪戯に悩まされてきた為、カケルの前ではいつも喧嘩腰になってしまうが、本当は心優しく、カケルのことが気になってしまうお年頃。魔導師の修行(は建前で、本当はカケルの後を追随)という理由で旅に出るが、行き倒れていたところをカロンに救われたことで晴れてカケル達と合流し、仲間となる。魔法隊。
マルレーネ
声 - 根谷美智子/冬馬由美
褐色の肌としなやかな肢体とストレートの長い銀髪を併せ持つ、エルフの美女。トリアノンの村で只一人生き残り、倒れていた所をカケル達に救われて仲間となる。戦闘においては弓手を担い、並み居る敵を打ち倒していく。なお、出会って早々からカケルに想いを寄せるそぶりを見せたり、戦闘の無い時は白昼から彼を誘惑してセックスに興じたりするが、その正体は…。弓矢隊。
セイル
声 - 中島千里
DK一族であり、かつてタケルと共に戦ったこともあるバーンの息子。カケルとは同い年。読書好きの引っ込み思案かつ泣き虫な性格で、本人曰く「知らない人が大嫌い」であるが、息子を冒険の旅へ送り出したタケルへの対抗心を持った父に、街を追い出される形で旅立つことになる。
当初は戦斧隊。ドラゴンの砦でDKとして正式に認められてからはホワイトドラゴンに乗り、DK隊として闘うが、慣れない内は酔ってしまう。
サラ
声 - 山崎和佳奈/××
PS版で追加された主要キャラクター。7つの宝玉(オーブ)を使う女魔導師。バーンの教会でセイルの教育係をしていた。セイルにスパルタ教育を施す為、セイルはサラのことを酷く恐れている。魔族の父と人間の母の間に生まれた異種族間混血児であることが、コンプレックスとなっている。魔法隊。

参戦キャラクター(女性)
カケル達の仲間に加えた後、参戦させることが可能になる女性キャラクター。PC版ではカケルやエトとのセックスシーン、もしくはそれに準ずるシーンが存在する。

なお、PC版では基本的に女性より男性の方が能力が高めに設定されている為、女性と男性の選択になった場合は男性を多く仲間にした方が、攻略は楽になる。

ネレイド
声 - 柳瀬なつみ/笠原留美
ユリシーズの街でルシフォンの軍勢に捕われていたが、カケル達に救出されて正義感の強さからそのまま参戦する、魔導師の少女。エトに一目惚れして何とか気を惹こうとするが、報われずに悩む。思い余ってカケルに相談してみるも、昂奮した彼によって…。魔法隊。
なお、ネレイドを仲間に加えた場合はカルタスを仲間に加えることは出来ない。
ネプチューン
声 - 住友優子
ラビニアの街でカケル達が出会う、金髪の女性。かつてはシーボーズの港町で漁師を営んでいたが、家族をルシフォン軍に殺され、その復讐の為にラビニアの街で剣術に励んでいた。男性口調で強がるが、内面は淑やかで弱い性格。剣士隊。
なお、ネプチューンを仲間に加えた場合はゴロンゴンを仲間に加えることは出来ない。
メイフェア
声 - 井上美紀/柳沢三千代
トリアノンの村とシーボーズの港町の間にある砦でルシフォンの軍勢に捕われ、凌辱を受けていたエルフの美女。クラリスとは双子の姉妹であり、姉に当たる。淑やかかつおっとりとした面持ちで何事も忘れっぽい性格をしているが、エトとのセックスの際には、それらからは想像も付かないような大胆さも見せる。弓矢隊。
なお、メイフェアを仲間に加えた場合はクラリスを仲間に加えることは出来ない。
クラリス
声 - 井上美紀/柳沢三千代
メイフェアと同じく、トリアノンの村とシーボーズの港町の間にある砦でルシフォンの軍勢に捕われ、凌辱を受けていたエルフの美女。メイフェアとは双子の姉妹であり、妹に当たる。姉とは逆に活発で男っぽいが、旅の道中も家庭的な夢を持ち続けるなど、内面は姉同様に女性らしい性格。エルフの生き残りと称するマルレーネのことを、良く思ってはいない。弓矢隊。
なお、クラリスを仲間に加えた場合はメイフェアを仲間に加えることは出来ない。
パンドラ
声 - 伊倉一恵/原えりこ
シーボーズの港町でカケル達が出会う美女。赤紫色のウェーブが掛かった長髪と魅惑的な肢体で、酒場の踊り子として舞台に立ちながら、ルシフォン軍に殺された家族の敵討ちを行うべく仲間を探していた。カケル達の仲間となった後は、カケルやエトの相談相手となったり、それぞれとのセックスに興じたりしながら、一行を支えていく姉御役を務める。何かに付けて鞭を振るいたがる女王様気質も持っており、怒らせると怖い。剣士隊。
ビアンカ
声 - 石井直子/井上美紀
ロンボニ王国の出口でカケル達が出会う、赤毛の女性。ブレストプレートとショルダーアーマーなどで身を固めて旅の剣士を装ってはいるが、実はロンボニ王国の王女。黒い霧の影響で石化してしまった国王を救うべく、カケル達の仲間となる。世間知らずかつ思い込みの激しい性格をしており、エトに惚れ込んで夫になってもらおうと強引に迫ったりする。ユニット性能は高く、カロンと共に騎馬隊の要として役に立つ。
セイラ
声 - 渡辺久美子/中村尚子
ミシエルの街でカケル達が出会う美女。女豹の如きしなやかな肢体と藍色の長い髪を併せ持ち、何かに付けてその脚線美を自慢したがるが、それは以前肥満体型だったことを気にしての言動である。足が速く、戦場を縦横無尽に駆け回る。一応、ロイドンと交際してはいるが、彼とのスレ違いと物足りなさを感じており、やがてエトを誘惑してそれを解消しようと目論むが…。忍者隊。
なお、セイラを仲間に加えた場合はネクラマンサーを仲間に加えることは出来ない。
ロザリンド
声 - 金丸日向子(芳野日向子)
ミシエルの街でカケル達が出会う少女。かなりの小柄で、幼女と言っても良いほどの幼児体型に、超が付くほどの強引な性格を併せ持つ。長老の孫娘であり、ルシフォン軍の操るドラゴンが落とした石で殺された祖父の仇を討つべく、形見の車輪付き大砲を携えてカケル達の仲間に。精神年齢はそれほど低くはなく、セックスへの興味もそこそこ持っており、セイルに惚れ込んで、あの手この手で迫るが…。大砲隊。
ジーナ
声優 - 井上美紀/鉄炮塚葉子
ホビットの村でカケル達が出会う、ホビットの少女。ホビットゆえ体つきこそ小さく幼女のようにしか見えないが、精神的にはカケルと同年代。村を離れていた間に両親をルシフォン軍に拉致されてしまい、その救出を願っている。爆弾を扱う腕は同じくホビットであるラビットにやや劣るが、健気な性格で未熟分を補いながら戦いを陰から支える。トルルに憧れる一方で、カケルに強く惹かれていく。工作隊。
なお、ジーナを仲間に加えた場合はピエールを仲間に加えることは出来ない。
レア
声 - 冬馬由美/小山裕香
ロンボニ王国一の弓使いの美女。その腕を見込んだルシフォン軍にさらわれた上、同じく最愛の妹のヘレネを人質に取られてしまい、盾役としてカケル達と戦わされる。しかし、カケル達が彼女を倒さずにヘレネを救出した場合、タスタの港町で彼らの仲間となる。青い髪と瑞々しい肢体とボーイッシュな雰囲気を併せ持ち、カケルやエトとのセックスの際には極端な大胆さを見せるが、それは今まで女性として見られた経験が無いことから来る反動である。
PC版では弓矢隊を担うサブキャラクターに過ぎないが、SFC版やPS版ではシナリオが主要キャラクター並みに増量され、ストーリーに深く関わるキャラクターとなっている。
ターニャン
声 - 大谷育江/中村尚子
タスタの港町でカケルから財布を抜き取ろうとして失敗したことから出会う、孤独な猫型獣人の少女。猫の耳と尻尾、褐色の肌に銀色の毛並み、そして首には大きな鈴付きの首輪を着けており、語尾には「にゃん」を付けて話す。カケル達の仲間となった後は、猫らしい敏捷さでルシフォン軍を翻弄する。忍者隊。
なお、ターニャンを仲間に加えた場合はバルカンを仲間に加えることは出来ない。
ウェンディ
声 - ××/××
ロンボニ王国でカケル達と出会う、魔導師の少女。風系の魔法に長けており、マルレーネを「おねえさま」と呼んで慕う。セイルには軟弱さに苛立つ一方で、惹かれていく。SFC版のみの追加キャラクターだが、PS版にもある場所でのみ、カケルとの会話に登場する。魔法隊。

参戦キャラクター(男性)
カケル達の仲間に加えた後、参戦させることが可能になる男性キャラクター。

ロイドン
声 - 風間信彦/太田真一郎
ユリシーズの街でカケル達が出会う青年。冒険小説家になるのが夢。まずはカケル達とルシフォンの闘いを小説化しようと考え、カケル達に同行する。乗っていた船が転覆し、それまでの記録が全て水の泡になっても、ノートを自作して執筆を続行するほどの執念を持つ。ライムリン大陸に渡ってから一念発起し、ペンを片手に闘おうとする。
主要キャラクターには含まれないが、ディノの港町で一応は剣士隊の一員として参戦する。また、PC版やコンシューマ版では、プレイには欠かせないセーブ役である。戦死してもゲームオーバーにはならないが、以後はセーブ出来なくなる上、ユニット性能も高くはない為、戦闘には参加させない方が無難。
カロン
声 - 増谷康紀/銀河万丈
ユリシーズの街への道中で行き倒れていたナターシャを救い、共にカケル達の仲間となる騎士。ダンディズム溢れる切れ長の目、背中まで届く長髪、口元の豊かな髭…と、かっこよく見えるのはユリシーズの街での登場時のみ。実は、次の瞬間にはカケルを見て涎を垂らすほどの男色家であることが明らかとなる。しかし、ユニット性能の面だけで考えると非常に優秀。特に、SFC版やPS版では敵を「愛の力」で味方に引き込むなど、主要キャラクターではないにもかかわらず、主要キャラクター並みに使える能力の持ち主でもある。ルシフォンを倒した後は、カケルと二人きりで暮らすのが夢。騎馬隊。
カルタス
声 - 麻生智久/小野坂昌也
ユリシーズの街でカケル達が出会う、美形の青年剣士。ルシフォン軍に殺された恋人の復讐の為に立ち上がるが、カケル達が仲間に加えた場合、マルレーネに一目惚れしてしまう。剣士隊。
なお、カルタスを仲間に加えた場合はネレイドを仲間に加えることは出来ない。
ゴロンゴン
声 - 堀之紀/永井一郎
ラビニアの街でカケル達が出会う、初老の髭面男性。とにかくバナナが大好きで、ルシフォンを倒した後はバナナ専門店を開くのが夢であるほど。騎馬隊。
なお、ゴロンゴンを仲間に加えた場合はネプチューンを仲間に加えることは出来ない。
サントス
声 - 佐藤正治/太田真一郎
ロンボニ王国でカケル達が出会う、赤毛の忍者。国王直属の一人であり、その腕は一目置かれているが、任務外では普通に気の良い青年。黒い霧で石化してしまった国王を救うべく、カケル達の仲間となる。忍者隊。
なお、サントスを仲間に加えた場合はガリバンを仲間に加えることは出来ない。
ガリバン
声 - 江川央生/塩屋浩三
ロンボニ王国でカケル達が出会う、赤毛の砲術士。元はミシエルの街の出身だったが、ロンボニ王国を訪れていた為に難を逃れた。容姿こそ厳めしいが、内面は優しい。大砲隊。
なお、ガリバンを仲間に加えた場合はサントスを仲間に加えることは出来ない。
ネクラマンサー
声 - 塩沢兼人
ミシエルの街でカケル達が出会う、色白で根暗な性格の魔導師。移動力こそ並みだが魔法の腕は相当なもので、対地と対空共に攻撃が可能な為、ユニット性能は非常に優秀である。魔法隊。
なお、ネクラマンサーを仲間に加えた場合はセイラを仲間に加えることは出来ない。
ピエール
声 - 土門仁/小野坂昌也
ブレイズの港町でカケル達が出会う、ホビットの青年。ルシフォンを倒して名を上げるのが夢。工作隊。
なお、ピエールを仲間に加えた場合はジーナを仲間に加えることは出来ない。
ラビット
声 - 伊倉一恵/冬馬由美
ブレイズの港町でカケル達が出会う、ホビットの青年。開いているか判らないほど目が細い。語尾に「にょ」と付ける喋り方でイビキも変わっており、物事の考え方まで変わっている。実際に、食糧確保の為とはいえ足の裏の皮やヘソのゴマで魚を釣ろうとする変人ぶりを見せる。しかし、爆弾を扱う腕は確かであり、カケル達を陰から支える。工作隊。
なお、ラビットを仲間に加えた場合はパウエルを仲間に加えることは出来ない。
パウエル
声 - 土門仁/塩屋浩三
ブレイズの港町でカケル達が出会う、ホビットの青年。やや落ち着きに欠けているが、真面目な性格で、エトに心酔している。工作隊。
なお、パウエルを仲間に加えた場合はラビットを仲間に加えることは出来ない。
バルカン
声 - 増谷康紀/永井一郎
タスタの港町でカケル達が出会う、初老の砲術士。頭頂が禿上がっている上に外見を重んじるナルシストの為、少々キザっぽい言動をしているが、悪い人間ではない。元はポーの港街で、守備隊の隊長に就いていた。マルレーネに一目惚れしてしまい、プロポーズしようと行動を起こすが、相手が相手だけに全く報われない。大砲隊。
なお、バルカンを仲間に加えた場合はターニャンを仲間に加えることは出来ない。
トルル
声 - 大谷育江/小山裕香
ドラゴンの砦でカケル達が出会う、赤毛の少年。人間であるが、幼少時にラスカルの悪戯により、ミシエルの街からさらわれてきた。それ以来、長老に育てられたこともあって自分のことをドラゴンと思い込み、人間嫌いとなっている。DK隊。
ラスカス
声 - ××/土門仁
ドラゴンの砦でカケル達が出会う、ホワイトドラゴンの一人。かつて一人でミシエルの街を訪れた際、乳児だったトルルを悪戯心から砦に連れ帰っていた。長老ヤコブに命じられ、セイルを背に乗せてカケル達の戦いに参戦する。
サイレス
声 - ××/坂本正悟
ドラゴンの砦でカケル達が出会う、ホワイトドラゴンの一人。長老ヤコブに命じられ、トルルを乗せてカケル達の戦いに参戦する。

その他のキャラクター(非参戦)
カケル達の味方ではあるが、参戦はしないキャラクター。

ヤマト・タケル
声 - ××/神谷明
カケルの父。前作までの主人公であり、神の血を引く人間。母の居る天界へ昇ることを拒み、人間として地上に留まることを選んだ彼は、ルナと共に新たな旅へ出た後、ある村に腰を落ち着けて彼女と結婚。やがてカケルを授かり、三人で幸せな家庭を築いていた。やがてバーンから届いた手紙を読み、成長したカケルには丁度良い機会と考え、自分の代わりにバーンの元へと送り出す。
ルナ
声 - ××/日高のり子
カケルの母。タケルに想いを打ち明けて共に旅立った後、ある村に腰を落ち着けて彼と結婚。まもなくカケルを授かり、彼と共に大事に育てていた。プロローグでは、母のルーサ同様に美しく成長した姿で乳児のカケルに優しく授乳するシーンが見られる。
バーン
声 - 銀河万丈
『ドラゴンナイトII』と『ドラゴンナイトIII』でタケルと共に戦った、DK一族の男性。世界に平和が戻った後、ソニアの街に腰を落ち着けて神父となり、結婚して一人息子のセイルを授かっていた。豪気な所は相変わらずだが、自分と違って気弱なセイルのことが悩みの種。DKを名乗って暗躍を始めた謎の男を倒すべくタケルに協力を仰ぐが、代わりに遣わされてきたカケルを見て、タケルへの対抗心からセイルを彼に同行させる。
マリアン
声 - 住友優子/鉄炮塚葉子
ソニアの街で孤児達の面倒を見ている、黒髪の少女。世界を救った英雄のタケルに心酔しており、慈愛に満ちた性格をしているが、物事の考え方が変わっており、子供達へ愛を注ぐ為なら自らの肢体を露にすることも躊躇わない。PC版ではソニアの街でのみ登場するが、SFC版やPS版ではその後もカケル達に同行しており、会話に登場する。
ライナス
声 - 渡辺久美子/松井摩味
マリアンの家で面倒を見てもらっている孤児の一人。粗暴な性格でマリアンを過剰に慕っており、彼女を独占すべく他の孤児達を全て追い出してしまった。そこへ訪れたカケルにマリアンが愛を注ごうとした為、彼を目の敵として嫌がらせを行うべく、どこまでも同行する。カケルを遥かに上回るスケベ心を持ち、手癖も悪い。
トルヘス
声 - 郷里大輔
レイモンド王国からカケル達に同行し、部隊強化を手伝ってくれる髭面の男性。筋骨隆々の肉体と気さくで良い性格を併せ持つが、ツルツルに禿げ上がった頭が悩みの種。
ヘレネ
声 - 沢海陽子/山崎和佳奈
ホビットの村とブレイズの港町の間にある砦に監禁されていた、青い髪の少女。実はロンボニ王国の出身で、レアの妹。ルシフォン軍にさらわれた姉を取り戻そうと動いた結果、逆に人質となってしまっていた。カケル達の活躍により救出された場合、レアが彼らの仲間となる。その後は姉を案じつつ、ザム船長に同行。
PC版では上記のようにレアを仲間に加える為の役割でしかないが、SFC版やPS版ではレア同様にシナリオが主要キャラクター並みに増量された上、姉と共にカケル達の仲間となり、僧侶隊の一員として参戦。ストーリーに深く関わるキャラクターとなっている。
ロンボニ国王
声 - 佐藤正治/永井一郎
本名は不明。ロンボニ王国の国王で、ビアンカの父。国を訪れたカケル達に世界の行く末を託して王城に残り、黒い霧によって石化してしまう。
ザム船長
声 - 堀之紀/家弓家正
シーボーズの港町でカケル達が出会う男性。左眼に黒い眼帯を着けており海賊に見えるが、義理人情には厚い。次の港への船を出すばかりか、後にカケル達が無人島へ遭難してしまった時には危険を顧みず、救助に駆け付ける。
長老ヤコブ
声 - ××/郷里大輔
ドラゴンの砦でカケル達が出会う、ホワイトドラゴンの長老。砦の長として、トルルを孫同然に可愛がっている。

ルシフォン軍
戦闘マップのみに登場する小ボスキャラクターを含めると総勢100人以上にも及ぶ為、武将クラスのみ記述する。

ルシフォン
声優 - 塩沢兼人
本作のラスボス。魔界の四天王の一人。未来の魔界から、時空を超えるアイテム「黒い石」を使ってやってきた。マノとの仲をミナクスに認めてもらうと共に、彼女に掛けられた呪いを解いてもらう為、神の血を引く人間を人間界から一掃しようと企む。長い金髪を垂らした美形ではあるが、性格は極めて冷酷。実力に見合った自信家でもあり、自分の魔力にも絶大な自信を持っている。剣士隊。
リディア
声優 - 沢海陽子/××
SFC版で追加された、ルシフォン配下の三魔将の一人。感情の起伏が非常に乏しい美女。ルシフォンに絶対服従しているが、その理由はシナリオ中盤で明らかになる。PS版にも登場。SFC版では魔法隊、PS版ではゴーレム隊を率いる。
ハーディス
声優 - 島田敏/××
SFC版で追加された、ルシフォン配下の三魔将の一人。一見ふざけた容姿だが、本人は至って真剣。マノを慕っている。ルシフォンには心からの忠誠を誓っているわけではなく、マノの為ならどんな卑怯な手も厭わない心を持っている。PS版にも登場するが、実はとんでもない秘密が…。DK隊。
ベイリット
声優 - 冬馬由美/××
SFC版で追加された、ルシフォン配下の三魔将の一人。闘いに明け暮れてきた女性で、自分よりも遥かに強いルシフォンを慕っている。PS版にも登場し、孤島からカケル達の仲間として潜入した後、カケルの命を狙い続けるが、次第に自分とは正反対の資質を持つロイドンに惹かれていく。SFC版では忍者隊 、PS版では格闘隊を率いる。

魔界の住人達
ミナクス
声 - ××/家弓家正
未来の魔界の王。魔界の誰よりも絶大な魔力を持つ実力者。次女のイノの密告により、部下のルシフォンが長女のマノと密通していることを知って激怒。ルシフォンを次元の狭間に封印する。
マノ
声 - 山崎和佳奈/井上美紀
魔界の第1王女。ウェーブの掛かった長い金髪と、透き通るような白い肌を併せ持つ。ルシフォンとは相思相愛で、日々肌を重ねるほど深い仲。密通を理由として次元の狭間に封印されてしまったルシフォンを救うべく、自らの胎内の黒い石を使ってもらおうとミナクスに進言する。
イノ
声 - 根谷美智子/冬馬由美
魔界の第2王女。ストレートの長い銀髪と、褐色の肌を併せ持つ。ルシフォンに密かな想いを寄せているが、自分には触れることも無ければ目もくれない彼に苛立ちも感じていた。ある時、ルシフォンとマノがベッドで愛し合う姿に激しく嫉妬し、ミナクスに密告する。そして…。

2009年01月27日

サーブ 21(Saab 21)

サーブ 21(Saab 21)はスウェーデンのサーブ社が開発した戦闘/攻撃機。初飛行は1943年。非常に効率的な武装配置を有すると評される。双胴・推進式で、胴体後部にエンジンとプロペラが配置されており、機体は前方に"押し出される"形になる。

推進式の利点は、前方視界が妨げられないことと武装を機首に集中配置できる点にある。ただ1つ欠点としては、搭乗員が脱出する際にプロペラの回転面に巻き込まれる恐れがあることである。しかしこの問題は初期の射出座席を進化させるに至り、この後いくつかの問題を解決したマーチン・ベイカー社は射出座席の特許を得た。ダミー人形を使用しての、最初の射出試験は1944年2月に、サーブ 17を用いて行なわれた。
こかぶ オスト ギュラー バスドラ ツルム 愛秋豊柿 ダービー ニバル ブラジ カシューナ パトロン ミステ シール ロング サーチツナ サイトフエ ステイヤ トップギア オーベ ランチャ ガイア ダンベル プロボ ソフォク パンプス アパッチ フェリ 吉兆 チャーハン ナイトメアー ジンゼナ テーププ うるあわ サロペ タンゴ 風の神 ファレノ イメージ ポンポン キャタピ パッション シスアド チャイム アビレ スキトル チェンバ マントラ ターゲティ 銀色の舟 月のウサギ

着陸装置は、プロペラブレードと地面のクリアランス(すき間)を保つために、当時主流であった尾輪式ではなく、現代のほとんどの飛行機と同じ前輪式にする必要があった。前輪の激しい首振り振動(シミー)の防止などが必要であり、自動車の後部から試験用台車を曳航したり、ノースアメリカン NA-16-4Mを前輪式に改造しての試験などが行なわれた。

サーブ 21は1943年7月30日に初飛行したが、このとき既に射出座席を搭載していた。より短距離で離陸できるとの考えから、離陸はフル・フラップ(フラップを完全に下げること。通常、離陸時には半分ほどしか下げない)で行なわれたが実際には離陸滑走距離は伸びてしまい、フェンスに脚が接触した。着陸時には車輪ブレーキが作動せず、テストパイロットはスピン・シュート(スピン回復用パラシュート)をドラッグ・シュートとして利用した。

サーブ 21R
J 21R終戦後、サーブ 21の機体を再設計しデハビランド ゴブリン ターボジェットエンジンを搭載して生まれたのがサーブ 21Rで、スウェーデン国内で製造された最初のジェット機である。前身の21との違いは推進方法を別としても大きな物があり、設計における共通部分は当初期待された80パーセントを大きく下回る50パーセントに過ぎなかった。最も顕著な違いは水平尾翼が従来の位置より上に移動されたことである。これはジェット排気を避けるためであった。

プロトタイプは4機が作られ、初飛行は1947年3月10日に行なわれた。1949年8月にエンゲルホルムのF 10に対して初の引き渡しが行なわれた。当初は戦闘機型のJ 21Rとして開発されたサーブ 21であったが、後退角が浅く臨界マッハ数が小さい・高空での上昇・急降下性能が戦闘機としては不十分、といった問題を抱えていた。一方で、より高性能な新鋭のジェット戦闘機サーブ 29 トゥンナンが1948年10月には初飛行を終えていたこともあり、当初予定されていた120機の生産数が半減されると共に、全ての機体が攻撃型のA 21Rへと用途が変更さることとなった。

J 21A-1
21A
用途:戦闘機
乗員:1名
生産数:54機
寸法
全長:10.45 m
全幅:11.6 m
全高:3.96 m
翼面積:22.2 m2
重量
空虚重量:3,250 kg
運用時重量:4,150 kg
動力
エンジン:ダイムラー・ベンツ DB 605B 液冷倒立V型12気筒 1,475 hp×1
性能
最大速度:640 km/h
航続距離:1,190 km
実用上昇限度:11,800 m
武装
13.2mm機銃×4(機首2、主翼2)
20mm機関砲×1(機首)

J 21A-2
J 21A-1から変更(追加)された項目のみ記す。

生産数:62機
空虚重量:3,330 kg
運用時重量:5,200 kg
最大速度:650 km/h
実用上昇限度:10,200 m

J 21A-3
J 21A-2から変更(追加)された項目のみ記す。

用途:戦闘/攻撃機
運用時重量:4,413 kg

A 21A-3
J 21A-3から変更(追加)された項目のみ記す。

用途:攻撃(爆撃)機
生産数:119機
空虚重量:3,346 kg
最大速度:560 km/h
航続距離:1,650 km
実用上昇限度:7,500 m
爆弾:50kg×4、250kg×1、500kg×1、600kg×1 から選択
ロケット弾:8cm×8、14.5cm×8、18cm×2 から選択 (A 21A-3)

J 21RA
デハビランド ゴブリン ターボジェットエンジン
ロケット弾装備のJ 21R。水平尾翼の位置がわかる。A 21A-3から変更(追加)された項目のみ記す。

生産数:34機(うちプロトタイプ4機)
エンジン:デハビランド ゴブリン 2 (RM 1) ターボジェットエンジン
推力:1,360 kgf

J 21RB
A 21A-3から変更(追加)された項目のみ記す。

生産数:30機(引き渡しは1950年7月から1951年1月の間)
用途:戦闘/攻撃(爆撃)機
全長:10.55 m
全幅:11.37 m
翼面積:22.1 m2
エンジン:デハビランド ゴブリン 3 (RM 1A) ターボジェットエンジン
推力:1,500 kgf
空虚重量:3,090 kg
運用時重量:5,615 kg
最大速度:800 km/h
航続距離:900 km
7.9mm機銃×8(ガンポッド)
ロケット弾:8cm×10、10cm×10、18cm×5 から選択